運用報告2023.10.13

MYポートフォリオのパフォマンスは年初来で+106.9%でした。

日経平均が連日下げた10月頭にヘッジを外したためNT倍率が大きく上昇していますが、

その後、反発と共に戻していき1倍付近に抑えています。

トライト、ココルポートを新規で買い付けました。

共に競争優位性のあるようなビジネスをしているとはいえませんが、

成長のドライバーが明確です。

ココルポートであれば店舗数、トライトであれば営業員数。ここが確保できれば大きく

こけることはないと思われます。また、このドライバーの計画も明確であり、どのよう

に売上、利益につながるかを経営陣がしっかりと理解し、投資家に説明できてると感じ

ます。このように大きな成長には特別な何かが必要な気もしますが、

会社を経営していると意外とそうでもないです。

需要が飽和状態であれば、重要なのは特別なプロダクトではなく営業を拡大できるスキ

ームです。ということで進捗を追いつつ問題がなければ保有し続けます。

 

 

 

週間運用報告2023.09.08

今週のMYポートフォリオのパフォマンスは-2.7%、年初来で+106.9%でした。

保有銘柄全体的に軟調でジリ貧でした。

日経平均株価は2.2%上昇しました。米国の8月の雇用統計において、失業率の上昇と平

均賃金の伸びの鈍化が報告されました。

労働市場が一段と軟化し、労働需要と供給への悪影響が懸念されます。

堅調な個人消費とインフレ圧力が背景にある一方で、今回の雇用統計結果により労働市

場の逼迫が緩和されるかと思います。

今週前半は主要な経済指標の発表がなかったため、日経平均株価は買いが優勢となり、

8連騰も記録。しかし、週後半には米国の金融引き締めの長期化への懸念などが重くの

しかかり、株価は下落基調でした。

 

 

 

自分語りと運用ルール

だらだらと自分語り。

私は2013年頃から日本の中小型株に信用を使いほぼフルベットを行い、2018年に

まあ働かなくていいかなってくらいの資産にして勤めていた会社を辞めました。

そこからは専業投資家としてフラフラしていましたが、

時間が余っているせいか不要なトレードに手を出し、パフォーマンスは大きく悪化しま

した。そんな迷走をしているとき、知り合いから未上場企業の株を買ってくれないか?

という話を頂き、株で溶かすくらいならやってみるか、、と勢いで株を買い、

中小企業の経営者になりました。

最初は地獄のような日々を送りましたが、結果としては成功。

小規模ではありますが、営業、財務、人事など様々な業務を操作でき、ビジネス

の解像度が格段に上がったかと思いますし、お金も少し儲かりました。

最近ではこの経営者としての仕事も落ち着いてきたので、

2023年から久しぶりに本腰入れて株をやろうかと思いブログを作ってみました。

 

ここから株の運用についてのお話。

 

・銘柄選定

決算短信のB/Sから想定されている事業価値を算出し、事業内容等を考慮して割安かど

うかを判断しています。財務の数字的なところは確かに大事ではありますが、どちらか

というと事業内容の独自性、成長性を重視しています。

なのでゴリゴリに理詰めというよりは、今までの経験から感覚で選んでいる側面が強い

です。

リスク管理

以前、株をやっていたときはとにかく小型株を買っておけばすべてが上がるみたいなチ

ート相場だったこともあり、ロングオンリーでどうにか乗り切っていました。

(3~5銘柄の中小型株に資金の3倍近くのポジションを立てるという常軌を逸した取引

をしていました。)

現在は10~20銘柄に分散を行い、指数でヘッジするというロングショート戦略です。

ロングのポジションは資金の200%以下に抑え、ヘッジでエクスポージャーを100%くら

いに安定するように調整を行っています。

 

実は年齢がそこまでいってなかったり、独身だったりするので、仕事での収入も考慮し

て大きめにリスクを取っています。どの程度リスクをとるかというのはその人の背景に

よって変わってくるものなので今後、変動する可能性もあります。

 

自分は恥ずかしい金額しか運用していないので、パフォーマンスは%だけ載せていくつ

もりです。何卒よろしくお願い致します。

 

週間運用報告2023.09.02

今週のMYポートフォリオのパフォマンスは+20.0%、年初来で+112.1%でした。

保有していた名村造船、リアルゲイトの大幅な上昇が寄与しています。

日経平均株価は2.2%上昇し、市場は米FRB議長パウエルのジャクソンホール会議

の講演内容に注目しました。パウエルの姿勢は従来通りで、市場に安心感が広がっ

たようです。一方で、福島第一原発処理水の海洋放出に関する懸念から、日中関係

が悪化し、インバウンド関連銘柄は弱い動きを見せました。

インバウンド関連の下落を受けて、4936:アクシージアを購入。

今回起きた処理水の放出による中国の不買運動ですが、政治的思惑が強く短期で終息す

るのではないかと考えています。また、顧客対象としている富裕層と不買運動をしてい

る層は重ならないとの読みです。研究、物流施設の内製化による利益率の向上、日本で

の販売チャネルの増加による中国ECでの売り上げ増加を鑑み、来期は強気の業績予想を

出してくるのではないかと思います。ということで、ひとまず本決算発表までの保有

す。